産後は便秘になりやすい!?その原因と解消法とは?

産後の便秘の原因と解消法
妊娠・出産

妊娠から出産と大きな山を一つ越えて、赤ちゃんとの生活も始まりふとした瞬間、自分の不調に気が付く事ないですか?「私、前にトイレ行ったのいつだっけ?」と指折り日数をカウント。「えっー、ヤバッ」と驚いた経験。私もあります。

ついつい日々の生活に追われ、赤ちゃんのうんちの状態は記録するのに、自分の事はサッパリになってしまうんですよね。慌ててお腹をさすろうとしても、帝王切開での傷があったりして・・。そういえば、産後1週間ってトイレ行くだけでも大変だったなぁ~としみじみ。

出産すると女性ホルモン分泌の急降下が起こり、様々な体調への影響を受けてしまいます。「便秘」もその一つです。産後の便秘。この厄介な体の不調を1日でも早く解消したいですよね。今回は、そんな産後便秘でお悩みのママさんへ、原因・対処・食事療法をご紹介していきます。

産後便秘の主な原因とは?

産後の便秘の主な原因

産後の便秘には大きく「生活面からの便秘」「出産時の影響からの便秘」の2つがあります。

「生活面からの便秘」とは、出産すると生活が1日にして大きく変わります。今まで便秘知らずの方は、例えば朝食後に必ずあった「トイレタイム」。しかし、赤ちゃんとの生活では、残念ながらトイレタイムが崩壊します。

ここから排便リズムが徐々に狂い始めるのですが、その他にもこんな理由が。

  1. 日々の育児のストレス。ストレスは腸の運動を鈍くさせてしまいます。
  2. 母乳による水分不足。母乳にかなりの水分を取られてしまい、便がカチカチに。
  3. 食生活の変化。ゆっくり食事に時間がかけらず、栄養も偏りがちになります。

このような理由から便秘症状は悪化していきます。

「出産時の影響からの便秘」とは、帝王切開や会陰切開を行うと傷ができます。その傷を痛みからかばう行為が、ちょっとの排便を我慢したりすることになり、便秘になりやすくなってしまいます。

また、普通分娩でのいきみは痔の症状を併発する方が多いのですが、出産時のいきみは肛門括約筋の筋力を弱めたり、傷つけたりする事もありその結果排便時に、力が入らず便が出づらい状況になる女性もいます。

産後で便秘になったらどうする?薬は飲んでいいの?

産後の便秘に使う薬

日本内科学会が提示している「便秘の定義」は、3日以上の排便が無い。毎日排便があっても残便感が残る、としています。通常出産での入院日数は、普通分娩で5~7日、帝王切開で6~8日ほどです。この入院期間に1度も排便が無いとか、排便があっても便の量が不自然と感じるなどあった場合は主治医へご相談下さい。

私は妊娠中から切迫早産のリスクがあり入院していました。その頃から便秘がちだったのに加えて、腹部に力を入れる事を禁止されていたので排便がスムーズにいくように、便を柔らかくする薬を処方されていました。

出産後も継続して服用していたのですが、現在は落ち着きましたので、服用はしていません。妊娠中から授乳中にかけては、赤ちゃんに薬の影響は続きます。自己判断だけで服用せずに、必ず医師の処方で薬は服用しましょう。

産後の便秘を薬を使わずに解消できる3つの方法

産後便秘。出来るだけ薬を服用せずに解消出来たら嬉しいですよね。これから3つの方法をご紹介します。

1.水分不足の解消

まずは、水分不足を解消しましょう。授乳期の母乳は多くの水分を使います。個人差ありますが、産後1か月の母乳は約1000ml。これだけの水分が体から出ていってしまうので、その他排出分を考慮すると1日1500ml~2000mlは意識的に補給しましょう。

水分補給に使用する飲み物は「水・ノンカフェインのお茶」にしましょう。カフェインは、ビタミンCやミネラルを体外に排出する働きがあります。糖分・脂質は、イライラの原因です。塩分は、浮腫みを助長してしまいます。このような事から、水やノンカフェインのお茶がおすすめです。

2.排便リズムの確保

赤ちゃんとの生活でトイレタイムを確保する事は、けっこう大変ですよね。少し慣れてくると何となく、赤ちゃんの生活リズムが見えてきます。この時間帯大丈夫かなぁ~と思える時間、なるべく同じ時間が良いですがトイレタイムを実行してください。

排便のリズムを整える事は便秘脱却への第一歩です。トイレタイムの際は、赤ちゃんの安全確保を忘れずにしてくださいね。

3.適度な運動

体を動かす事は腸にとっても良い事です。体調良い時、季節の良い時にちょっとお散歩コースを変えて、隣町の公園へ行ってもいいですね。
腹部意識してのヨガやピラティス等も効果が期待できます。

無理をしない程度の軽い運動は、ストレス解消にもつながりますので、是非トライしてみて下さい。

食生活で産後の便秘を解消!食物繊維の働きとは?

産後の便秘には食物繊維

便秘の解消として思いつく栄養素と言えば「食物繊維」ですよね。食物繊維には、腸内環境を整える働きはもちろんですが、2つの種類がある事をご存知ですか?

それは「水溶性食物繊維」「不水溶性食物繊維」です。水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維では、どちらにもメリット、デメリットがあるので、バランス良く摂取が望ましいです。

1.水溶性食物繊維

特徴は水に溶け粘りもあります。糖質の吸収を緩やかにするので血糖値上昇も予防します。腸内の善玉菌を増やし、腸内環境も整えます。多く含まれる食材は、わかめ・海藻類・きのこ・オクラ・かぼちゃなど。

2.不水溶性食物繊維

特徴は水に溶けることなく、水をたくさん吸収します。大きく膨らむことで満腹感をだし、便の量を増やすので、腸内の運動が活発になります。多く含まれる食材は、穀類・豆類・海藻類・きのこなどです。

 

食材の中には水溶性・不水溶性をどちらも含むものもあります。水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維の割合は、1対2が良いとされています。

水溶性食物繊維ばかりだと、腸内の水分が多くなり便がユルユルに。不水溶性食物繊維ばかりだと、腸内の水分が足らずに便がカチカチになりやすくなるので、両方の食物繊維をとりましょう。

食物繊維はいつ摂取したらいいのか?

水溶性食物繊維と不水溶性食物繊維の摂取タイミングは、食前が良いです。どちらともバランス良ければ、満腹感をだし暴飲暴食を防ぐ働きがありますし、糖質の吸収も穏やかになり血糖値上昇も予防できます。食物繊維は便秘だけでなく、ダイエットや糖尿病の予防にも期待できますよ。

いかがでしょうか?ここまで産後便秘についてのお話をしました。便秘は悪化すると、お肌の調子にも影響を与えてしまいます。健康を維持して元気なママが赤ちゃんにとっても1番です。

ここまでのお話が、悩んでいるママの便秘を解消できるきっかけなればと願っています。

raffiness

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