産後の気分の落ち込みは産後うつかも?その原因と対策について

産後うつになった女性

出産すると生活が激変します。

自分の体の回復もままならないのに、赤ちゃんが泣いてる。おむつかな?おっぱいかな?と気を配り、日々一生懸命。そんな生活をママたちは頑張っています。

でもちょっと待って!

その赤ちゃんとの生活に楽しさはありますか?

笑っているニコニコしてる、あなたはいますか?

全く楽しさが無く、日々落ち込みが激しくなりイライラとする。こんな症状が思い当たる自分がいたとしたら、ひょっとして「うつ病」かもしれません。

産後に発症する「産後うつ病」は決して他人ごとではない病気です。

では「産後うつ病」とはどんな病気なのでしょうか?発症の原因や発症の時期などを詳しく説明していきたいと思います。

「産後うつ」はいつ頃から発症するの?何が原因なの?

産後うつになりやすい時期は個人差があります。

その患者さんの多くは、早い人で出産後1か月以内から何らかの症状を訴えていて、出産後3~4か月目にうつ病を発症する女性もいます。

治療などを開始して、およそ1か月程度で回復する人もいますが、中には1年ほど経過しても、うつ症状が出てしまうケースもある様です。

原因としては、出産後のママはホルモンバランスが乱れている事から、通常気にしない事でも、些細な事で傷ついたり心が揺れたりします。

そんな精神状態がデリケートな時期に、育児の不安や苦悩は重く乗りかかります。

育児を家族のサポートなしで行っているママは、産後うつに気を付けなければなりません。

また、育児のサポートがあっても、かたくなに自分がママだからと家事や育児を一人でやり遂げようとする、几帳面ママや完璧ママは気をつけた方がいいでしょう。

プレッシャーに押しつぶされて、気が付けば心にポッカリ穴が開いてしまい、笑わないママになっている事もあります。

出産後にホルモンバランスが乱れるのは、誰でもある事です。自分でも気が付かないうちに、うつ病発症している可能性もあります。

肩の力を抜いて、ゆったりとしたペースで育児をしましょう。

産後うつの具体的な症状とは?

産後うつの具体的な症状

産後の育児を中心とした生活の中で、楽しい事や嬉しい事を感じずに、不安や苦しい事ばかりを考えてしまう。

この様な思考になっている人は要注意です。

また、下記に上げる症状が、うつ病と疑われる症状です。思い当たる点が無いかご自身でチェックしてみて下さい。

  1. 何をするにも自信がない
  2. 笑わない、無表情で暗い
  3. 判断力が鈍り行動ができない
  4. 以前好きだった物に興味が無い
  5. イライラして落ち込むと、涙がとまらない
  6. 段取りが悪く、慣れている事にも失敗が目立つ
  7. 人と会うのが億劫
  8. 頭痛・吐き気・便秘・下痢などの症状を繰り返す
  9. 食べる事が億劫
  10. イライラして食欲が止まらない

上記の様な項目が当てはまる方は、産科の医師にご相談した方がいいでしょう。

自治体の保健課などには、出産後4か月頃を目安に保健師が訪問するシステムを導入している事も多く、気になる事や相談をいつでも受付けてくれます。

私が住んでいる自治体にも、初産に限りますが、産科医や小児科医に相談できる窓口を最近設置したようです。

この事からでも、現在産後うつで悩んでいる女性は多い事が分かります。

相談する事で、必要に応じて投薬による治療や、心療内科でのカウンセリングを受診したり、解決する方法がきっと見つかるでしょう。

産後うつの予防策

妊娠中に「産後うつ」の発症予測は難しく、「私は楽天家だし大丈夫」と言ってた女性が、思わぬ形で産後うつになってしまうケースもあります。

ママの性格はもちろんですが、赤ちゃんの性格やタイプの相性などは、予測が付かないですよね。

なので、妊娠中から「産後うつ」という病気があるんだという認識は持っておいた方が良いでしょう。

例えば、家族や周囲の人に、

「出産したらみんなよろしくね。きつい時や辛い時は、隠さずに話すから、手伝ってね」

と伝えたりしておくと、みんなの気持ちが一つになって安心して出産も迎えられそうですね。

出産後の不安定の精神状態での「追い込まれるプレッシャー」が産後うつのリスクを上げてしまうので、この様な事にも注意しましょう。

1.完璧主義を捨てる

育児も家事も完璧。ママの手本の様なスーパーママは存在しません。

どこかで何かを捨てても気にしない。必要な事だけやってみましょう。

2.睡眠不足は禁物

睡眠をおろそかにすると、体も心もボロボロに。

睡眠不足は自律神経も乱れさせ、気持ちがついていけない状態に陥ります。坂道を転がるようなスピードで「産後うつ」まっしぐらになりかねないのです。

平日など中々眠れずに困っているママは、週末1~2時間でも育児を休んで、できれば赤ちゃんに外出してもらったり、声の聞こえない部屋でゆっくりと深い睡眠をとれる空間を用意しましょう。

赤ちゃんの気配や泣き声があると、ママはゆっくり休めないですよね。

色んな情報が溢れる時代なので、全てを当てはめようとしないことが重要

産後うつは比較しないことが大切

情報社会の現代、初めての育児は誰もが分からない事や不安がいっぱいあります。困った事があると、検索や本や先輩ママに聞いたりと、方法もたくさんありますよね。

でも、これらで得た知識は参考までにして下さい。

「本とうちの子と違うから、おかしいのかな?」

「○○ちゃんは出来るのに、うちは出来ない。どうして?」

こんな比較の思い込みは、「うつ」という落とし穴にはまる前兆です。

子育てでは、最低限ルールを親は子供に教え、守らせる義務はあります。

でも後は自己流だったり、家庭流でいいのです。

うちはうちの子。私は私。と大らかに育てる事が、うつから自分を守る事につながります。

一番大切なことは、全てを当てはめたり、周りと比較しすぎないことです。

そのためには「あ、私って色々と比較しすぎてたんだっ」と自分自身で気づくことが大切です。気づいたそのときから、うつ症状は改善の方向に向かいますよ。

ぜひ意識してみてくださいね。

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