晩婚で高齢妊娠に!?そのリスクと対策方法とは?

晩婚の高齢妊娠・出産

「結婚をしたくてもできない」「早く結婚はしたくない」こんな女性がいま急速に増えています。そのため、晩婚になって高齢で妊娠をするケースも増えています。

2009年の出生数は約107万人で、35歳以上での出生数は約27万人です。これをもとに高齢での出生の割合を算出すると22.5%になります。およそ5人に1人が高齢で妊娠・出産をしていることになります。

高齢での妊娠・出産にはリスクが伴います。赤ちゃんもお母さんも元気な状態でいたいですよね。では、高齢での妊娠にはどのようなリスクがあり、どのような対処をしたらいいのでしょうか。

晩婚での高齢妊娠のリスクと対策方法▶︎高齢で妊娠しにくい理由

晩婚になると妊娠する年齢は30代以降になります。30代後半以降は妊娠しにくく、出産にリスクが伴うといわれています。

女性は卵巣の中にもともと卵子を持って産まれてきます。出生時には約100〜200万個、初潮時には約20〜30万個と年齢に伴い減少をします。一度の月経で約1000個の原始卵子が減るので、年齢を重ねるとどんどん卵子が減ってしまうのです。

妊娠をするには当然ですが卵子が必要です。そして、卵子も老化をします。排卵される卵子は数ある卵子の中でも妊娠できると判断された選りすぐりのものですが、年齢に伴い選りすぐりの卵子の質が低下をします。原始卵子が少なく、その中から質の良い卵子を選ぶことが大変になってくるのです。

また、排卵されても精子と出会わなかったり、精子と出会うことができても着床しなかったりすれば、妊娠をすることはありません。子宮の機能も落ちてくると、着床が難しくなる可能性があります。

そのため、高齢になると妊娠をしにくくなります。30代は20代に比べて妊娠率が低下をし、45歳以降では妊娠が難しいといわれています。

晩婚での高齢妊娠のリスクと対策方法▶︎高齢で妊娠するリスク

晩婚での高齢出産のリスク

高齢で妊娠をすることにはリスクが伴います。晩婚でどうしても高齢で妊娠をすることになる場合は、リスクを考えてみましょう。

高齢で妊娠することのリスクには、妊娠高血圧症候群、流産、早産、胎児の先天性異常などがあります。特に高齢では染色体異常が起こりやすいため、ダウン症児の出生率が高くなります。

卵子の中には紡錘糸(ぼうすいし)というものがあります。紡錘糸とは、受精卵が細胞分裂をするときに、染色体をそれぞれの細胞に分離させる働きをしています。しかし、高齢になると卵子の紡錘糸の働きに異常がみられるものが存在し、細胞分裂の際に染色体を分ける働きにミスが起こり、染色体数に異常が生じてしまいます。

染色体に異常が起こると、着床できずに流産をすることもあります。また、妊娠高血圧は胎児に悪影響を及ぼします。妊娠高血圧になると子宮や胎盤の血流が悪くなるので、発育不全や早産などが起こることがあります。

妊娠高血圧は自覚をしにくいので、病院で定期的に検査を受ける必要があります。検査をしなくても自覚できるものがむくみです。

スネを5指で秒ほど押し、指を離してしばらくしても跡が消えない場合、むくんでいます。しかし、妊娠中はむくみやすいので、むくんでいるから妊娠高血圧というわけではありません。一晩寝てむくみが解消されていれば大丈夫です。

晩婚での高齢妊娠のリスクと対策方法▶︎葉酸をしっかりと摂取

妊娠には葉酸を摂取しましょう

若いときに妊娠をすることで、ある程度の妊娠のリスクを回避できることが期待できますが、晩婚になるとどうしても妊娠のリスクが伴います。晩婚で高齢妊娠になってしまう場合は、生活習慣に気をつけて、できるだけリスクを減らしましょう。

若い人の場合でも、妊娠前から葉酸を摂取するように推奨されています。葉酸には胎児の先天性異常のリスクを減らしたり、着床率を高める働きがあります。

妊娠1か月前から妊娠12週目まで毎日葉酸を400μg摂取をして、胎児の先天性異常のリスクが約70%低下すると報告されています。

葉酸は細胞分裂をする際に必要です。そのため、葉酸の摂取で子宮内膜がフカフカになり、着床をサポートしてくれます。しかし、着床ができても受精卵が順調に成長をしなければ出産にはいたりません。

葉酸は造血のビタミンといわれていて、赤血球の形成にかかわっていたり、血液をサラサラにします。これにより、子宮への血流がよくなり、受精卵に酸素や栄養が行きわたり、受精卵の成長が順調に進むことが期待できます。

葉酸が多い食品は、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜です。水に溶けやすく熱に弱いので、調理はサッと済ませましょう。スープにすると汁ごと栄養を摂ることができます。また、光にも弱いので光が当たらない場所で保管した方がいいですよ。

晩婚での高齢妊娠のリスクと対策方法▶︎ストレスを溜めないようにする

晩婚の妊娠のストレス

晩婚で妊娠をすると、妊娠のリスクや出産をしてからの子どもの成長など、さまざまな不安があると思います。慣れないことも多くストレスもたまることでしょう。

しかし、ストレスは母体にも胎児にもよい影響はないので、ストレスをためこまないように気をつけてください。

ただ、ストレスを完全になくすことはできません。ストレスをなくそうと努力をするほど、ストレスを感じてしまうこともあります。そのため、ストレスをなくすのではなく、ストレスを上手に解消するようにしてみましょう。

カラオケ、ヨガ、入浴、散歩など、妊娠中でもストレス発散はできます。人それぞれ最適なストレス発散方法は違うので、自分に合った方法でストレスを解消しましょう。

くれぐれもアルコールや食事でストレスを解消しようとしないでください。アルコールは胎児に悪影響を与え、食べすぎは肥満になり妊娠・出産のリスクを高めます。

まとめ

いかがでしたか?

晩婚ですと、高齢出産になる可能性が高いので、もしあなたが強く子どもを望むのであれば、早いうちに結婚した方がいいかもしれません。

ただ、焦りは禁物です。焦ってしまうと仕事や彼氏との関係など、いろんなことがうまくいかなくなってしまう可能性が高くなります。結婚や出産には様々な問題が絡んできますので、パートナーとしっかり話し合って、出産をむかえることが重要です。

あなたの結婚生活や出産がより良いものになることを願っています。

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